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住職、昨年即ち2013年4月初頭、孟飛城主が特別出演なさった新作映画港都を見に急遽、台湾に飛んだのであるが、城主から直接、洪熙官・方世玉・陸阿采(少林ブラザース)のロケ地と伺っていた高雄の佛光山にも行って来た。(レポートや行き方などの資料はいずれ城に、と思っているが、取り敢えず下記写真でご勘弁頂きたい…)
佛光山写真集
便利な時代で、今や日本に居ながら現地の写真を見る事が出来る為、時間の無い中、予め下調べをする事が出来た。
黄金の菩薩がずらりと並ぶ大佛城と数多くの映画にも登場する不二門(映画では最初に登場)がそこにある事は確認出来たものの、本命である多角形の塔が見当たらない。
幻の塔
この佛光山は日本では知られていないものの、仏教の総本山として、また観光スポットとしても有名な場所であるから、特徴的な塔があれば誰かが写真を上げているだろうし、キメ細かく写されているGoogleストリートビューで見付かるだろう。
映画では大佛城のすぐ下にある事になっているが、それらしきものは存在しない。
惜しい塔はあるが、ちょっと違うのだ。
住職は、塔の欄干が佛光山内のものとは違い、海辺を思わせるナルト模様である事が気になっていた。
佛光山はほんの数年内に敷地を広げ全面的にリニューアルされているので、その際にでも変わってしまったのか、それとも元々、違う場所なのか…
ナルト欄干
結局、塔の所在に関しては謎と言うよりもむしろ期待薄のまま、出発の日は訪れた。
果たして、やはり敷地内には発見出来ず。
途中、出会った尼さんに画像を見せ訊いてみるも、過去に存在した事も無いと言う。
取り壊された、或いは建て替えられたという仮説も消えた。
訪台前、滞在中、そして帰国後も、台湾中、時には香港や中国国内の塔の写真までも漁っていた住職であるが、帰国直後に野良犬を引き取り、海外旅行はおろか、外泊すらままならなくなってしまった為、塔捜索は一時中断、たまに検索してみるも、依然として収穫は無し。
もう台湾中の塔の形を覚えてしまいそうな住職であった…
が、住職は帰国後に重要な手掛かりを発見していた。
それは、映画では大佛城と塔の間を行き来する際に頻繁に映り込んでいる石碑、臺北西國三十三所靈場建設紀念碑。
台北エリアは觀音山の開山院のすぐ横にある。
附近の地面の様子から、ラストバトルの塔以降のシーンもこの一帯で撮影されたと思われる。
高雄からは随分と離れている事に驚く…
ここは次の機会に訪れる事にしよう、出来れば塔もその時までに発見して。
因みにこれは日本人が建てたものだから、時代的に映ってはいけないのだがな。
ま、気にしない気にしない、一休み一休み… ポクポクポクポク♪
さて、捜査は佳境に入ったか、塔はこの近くにあるのでは?!
…と鼻息を荒くするも、一向に見付からない。
迷宮入りか…
それから幾月もが過ぎ、電撃訪台からもうじき1年になろうかという昨日であった。
この記念碑が、突如として住職の腕をぐいと引き、一気に答えへと導いたのだ!!!!!
瞬きする間に、ゴールを駆け抜けていた。
予期せぬ展開に、振り返り呆然とする住職。
…いやんばかん何て強引なの❤
(続く)